知らなきゃ損!観光-観光の知っておくべきこと|観光の原理原則 |

大体観光について、お分かりいただけましたでしょうか。 さて、大井川鉄道SLの旅についてお話をしましょう。深夜に走る、という計画は実行されなかったものの、乗客が自分で定期券に記名して乗車したり停車駅では作品に出てくる駅名が使われたりと、原作さながらの演出がされました。漫画やテレビシリーズを通して見ていると窓の数なども微妙に違っていることがあり、はっきりした客車のモデル判定は難しいようですが、おそらくスハ43系ではないかと言われます。猛獣や毒ヘビ、サソリなどの危険生物、マラリアなどの恐ろしい病気、そして敵からの爆撃など、多くの犠牲者を出しながら強引に工事が進められました。このように行楽シーズンに蒸気機関車の増発が可能であるのも、多くの機関車を動態保存している大井川鉄道なればこそ、なのです。左手は砂まきレバー(車輪が空回りしないため)を握っておきます。
銀河超特急999号が走ったことでも話題になりSLファンやアニメファンの関心を集めた大井川鉄道ですが、SLが走る大井川鉄道本線の先、さらに奥地へと向かう井川線についてはどのくらいの人が知っているのでしょうか。ちなみに砂の入っているドームは機関車のボイラーの上にあります。旧型客車を連ねて蒸気機関車がホームに入って来たら、興奮して走り出すことのないよう気持ちを抑えながら乗車しましょう。大井川鉄道を利用する一般の乗客は、このような格の高い車輌に普通運賃だけで乗れてしまうなんて、うらやましくもありますね。この橋は一度に10人しか渡れないそうで、紅葉などの行楽シーズンには行列ができるようです。そんなに鉄道に詳しくない人や子どもにとっても、そんなSLの姿は胸の高鳴りを誘うものです。
ここでは井川線沿線にある立ち寄りスポットをいくつか紹介したいと思います。近鉄特急は通常の運賃の他に特急料金が必要な全車座席指定有料特急です。千頭駅を出発する上りのSLは笹間渡駅にも停車します。なぜなら、井川線はもともとダムや発電所を建設するために設置された工事用トロッコ軌道だからです。これは「蒸気機関車は歴史的な文化遺産である」という変わらない姿勢を大井川鉄道が持ち続けているためです。今日もC56形は、昔のつらい思い出を抱えながら、今は平和となった大井川に沿って走っています。